「UMU」の魅力:株式会社リログループ様 前編

インタビュー第一部

―まずはじめに、簡単に会社とご自己の紹介をお願いします

河野:私はリログループのCIO(最高情報責任者)として、システムの方の責任者を担当しています。リログループは現在従業員数は5000名ぐらいになりますが、企業の人事総務の業務アウトソーシング、そのほか、不動産の賃貸管理、リゾート運営などを主軸なビジネスとして行っております。

工藤:私は同じく、リログループのグループITマネジメント室でITマネジメント企画サポートグループに所属させていただいて、今回のUMUの導入から運用までについての提案や推進の方を担当させていただいております。

増田:私も(くどう)と同じく、グループITマネジメント室でITマネジメント企画サポートグループに所属してまして、UMUを使う前にEラーニングシステムの導入から運用までやっていました。今回UMUの導入プロジェクトに参加させていただいました。

UMUの導入に至った経緯と目的

今まで使っていたEラーニングシステムから乗り換えた理由

工藤:私は去年外部セミナーに参加させていただいて、そのときに始めてマイクロラーニングという言葉を聞いた際に、従業員の教育とか、そういったことに関係するんだろうなというイメージは合ったのですが、詳しくはわからなかったので、アンケートに「マイクロラーニングに関してちょっと興味があるよ」ということで、回答した結果、御社と販社の方から連絡をいただいた、というのが一番最初のきっかけになります。

―最初にUMUのご紹介を聞いた後に、そこで何か共感いただいた点とか、これ使えそうだなと思われた点とか何かありましたでしょうか。

工藤:UMUのデモに参加して、その時に、やっぱり一番最初に覚えているのが、「いいね」って感じですね。おもしろいということと、いままでのEラーニングのイメージと何か違うことができそうだということを直感でワクワクしたなとい印象が一番最初の印象に残っています。

―「いいね」というご意見をいただいたのですが、もう少し具体的に深い決め手になったといいますか、UMUをこういうふうに使えそうだと思われた点とかありますでしょうか。

工藤:弊社が抱えている既存のEラーニング自体に色々な課題がありまして、それをいろいろ調べていくうちに、UMUの機能でいろんなことができるということがわかったことと、パソコンだけでなく、モバイル環境でも、セキュリティもちゃんとかかった状態で使えるということもわかりました。あとは、河野の方から、各事業会社の社長に対してメッセージを発信してもらって、実際に事業会社の方にも使ってもらいたいために、UMUのデモに参加してもらったり、現場の声、各社にも活用計画を出してもらったりして、そういったことをして、これがリログループにとって有益なシステムになりうるじゃないかということで、最後に価格交渉含めて進めていったんです。

現場の声と我々の考えとトップのサポートがあって導入に至ったと思います。

現在具体的にどのような活用方法を進められているか

―今実際導入されて、何か月か経過したかと思うのですが、具体的にどのような活用方法で今進められているかということを少しご紹介いただけますでしょうか。

工藤:まだ本番運用したのが11月なので、本当2か月くらいではありまけれども、まだ正式なEラーニングの移行というものはこれからになるんですね。なので、最初は、ほんと、事業会社のキーマンになるメンバーに参画してもらって、で事業会社の方でまず使ってもらおうと思ってます。具体的には、中途で入社した人の研修や、社内報的な情報共有で使ったりとか、あとはいろんな形でアンケートをとったりしています。私たちIT部門が年末にかけて新しいシステムのリプレイス、何件かしておりますので、そちらの導入に関する研修のかわりに操作マニュアルとか運用ルールとか、そういったものも、UMUで掲載して本番運用してもらっているみたいな形で使ってます。

 

導入後の効果やみられた変化について

―実際導入前と後何かみられた変化ですとか、効果など、何かありましたら教えてください。

工藤:そうですね、コンテンツ作成側からも管理する側からも、やっぱり凄く簡単に作れて、編集も楽で、楽しくできる。

今までは、やっぱり文章だけで、パワーポイントをPDF化してというのが多かったのですが、動画とか音声とかそういったものを組み合わせて作れますし、アンケートだったり、試験問題だったり、そういったことも、考えながらサクサク作っていけるということと、あと編集とか修正が楽ですよね。あと、参加してもらった人の声を吸い上げやすいですね。やっぱり、リアルタイムで集計ができるとか、もちろんエクセルにCSV出力して分析もできますが、ダッシュボードの機能で状況がわかるとか、そういった意味では非常にありがたい、いままでは面倒くさいと思ってやってきたことが、やっぱり楽しく作っていけるということが面白いかな、私だけに限らず、事業会社のユーザーもそういう反応がありました。

 

今後の期待について

ーEラーニングの移行はこれからということもあったんですけれども、一方で、今までとは違うシステムだというお話しではあったと思います。で、移行を含めて今後についてどのように大きく広げていきたいなというかどのような思いがあるかありましたらお聞かせ願えればと思います。

工藤:はい、そうですね、公式のEラーニングをはじめ、やっぱり会社としっかり研修を充実させていきたいですし、やっぱりそれは会社の事業に貢献していきたいという思いからあります。プラス、現場、その事業会社の現場の人たちが自分たちのノウハウをちゃんとパフォーマンスに繋げるように本当に主体的にインフォーマルなラーニング環境を気軽に手軽に共有できるような場、プラットフォームにしていければなと思っていますので、やらされ感のあるEラーニングではなくてですね、本当、自由闊達に主体的に使えるような楽しいプラットフォームにしたいな、と個人的には思っています。

 

―今後、御社にとってUMUがどういうふうな存在になっていけそうかという期待なども含めて、一言いただけますでしょうか。

河野:我々も会社の人事部門にお伺いして営業するのが主の仕事ですので、やっぱりみなさんお考えなのがこれから働き方改革ですよね。どう対応したらよいかと、いう感じですが、我々にとっても大きな課題で、従業員が効率よく働いていくために、デジタルトランスフォーメーションなどこういうの全てやって行かなくちゃならないという中で、このUMUというのはものすごい簡単にいろんなその研修マニュアルを簡単に作れるツールなので、これを生かしていきたいなと思います。

「踊る大捜査線」とか映画でもいってましたけど、事件は現場で起こっている、そんな感じで、やっぱり学びのところも現場にいろんなものがあるんだけど、やっぱりそのうまくマニュアル化もされていないし、口頭伝承になっちゃっているので、商品の説明でも名刺の渡し方でもなんでもいいんだけれども、思いついたときにすぐ動画とってもらう、で、これですぐにでも研修する、いうのを現場の人にそういう習慣を身に着けてほしい、で今までのEラーニングのシステムはパソコンでしかできなかったんだけれども、もうこれは電車に乗っている通勤時間でもなんでもいいから、ちょっとした空き時間にね、そういうのを見て、みんなで学んで、みんなでスキルアップしていこうぜと、そういう環境を作っていきたいなと、こういうふうに思っています。

増田:今までのEラーニングでやっぱり一番できなかったことというのが動画の配信とかあと簡単に教材を作るとか。あとは、教材作る人が自分でこの人にやらせたいとか受講生をきめるというのをできなかったんですね。なのでいちいちIT部門に頼んでやってくださいとか。そこが一番ストレスだったんじゃないかなと思いますので、今度は自分で作って受講の割当もしてすきにやってもらえるので活用してもらえたらいいなと思います。

 

インタビュー第二部

―UMUの第一印象を教えてください

工藤:「スマホ持ってきてください」って一番最初に言われて、UMUのデモに参加した際に、自分の状態をスマホでチェックインして、それがその場にいる何名かのメンバーの状態がすぐに画面に出てきて、今入力した情報をリアルタイムに反映されるってところが一番最初面白いなって思いましたし、私と一緒に参加してるメンバーもそこでQRコード読んでチェックインして、その後説明が始まるのは一番面白かったと思いますね。

 

増田:まず画面がカラフルだなっていうのと、あまり仕事っぽくないから拒否感がないということですかね。今のEラーニングはすごく仕事っぽく、画面も地味だし。仕事っぽくなくて楽しくできるじゃないかなと思いましたね。

 

河野:やっぱり同じでね、楽しそうだなという第一印象でした。やっぱり教育と言うとつまんないでしょ。つまんないと思う。最初にそう思っちゃったらやる気もなくなっちゃうし。どうせやるなら楽しくね学んでほしいですし。UMUの説明をやってもらった時に、工藤の動画を撮ってその場ですぐ上げちゃって。これね簡単だし楽しいなという感じに思ったね。

 

―UMU導入に当たっての壁や乗り越えた困難はありますか?

工藤:今回は本当に河野さんに協力していただいてトップから、最初は入れても誰もつかわないだろうという感じで一番の壁がここ(河野さん)にあったわけですが、しっかり理解していただいて、そうしたら各事業会社の社長とか巻き込んでちゃんと使ってもらえるかどうかを事業会社の声吸い上げてやろうってことをサポートいただいたので、そう意味でいうと、トップ、経営者の理解を得て、事業会社、ユーザーの声も聞いて、ってところも、今までそういうのちゃんとできてなかったのでそういう支援をいただいたおかげで、事業会社何社も推進メンバーが参加して下さいましたし、活用したいという具体的な内容も100件以上集まって、それをもって上申できたので、そういう意味で言うとトップの理解とサポートを得る、ちゃんと現場の声も聞くというところを、そこが壁と言えば壁ですし、そこがプラスに移行したので今に至るかなというのがありますね。

 

―導入後、現在どのように活用されているのでしょうか?

工藤:既存のEラーニングはまだ完全にできていないので本当に有志の活用推進メンバーに権限を渡してその部署とか自社内でちょっとした研修とか後はアンケートとったりとか後、入社用の説明会だったりとか後、忘年会に抽選会で使ってた会場もありましたね。それはなんか凄くウケが良かったらしくて、でその抽選会参加したいがためにモバイルのアプリ入れてくれたってことでちょっと復旧が広まったりとか、後は社長のメッセージを年が始まったので動画で配信して、地方の拠点とかもたくさんあるのでそういったところに、配信をして活用してるっていう声も聞いてます。社長のメッセージとかも、新年挨拶も。

 

増田:私が導入したシステムが1個ありまして、12月に、それの、説明会をせずにUMUで使い方を全部レクチャーできたのがすごく助かりました。

今までは使い方の説明会ってみんな集めて東京と大阪で開催していたのですが、それがやはり大変だったのですけど、今回はそれをやらずにUMUで全部やったのでそこは本当に楽でしたね。

事業会社のほうですが、全社向けにアンケートをとりたいというのも、急遽やらなければならないという話しが出た時に、唯一2000人の回答を持っているのは喫煙者に対するアンケート、それも全くUMUとか使い慣れていない担当が割と短時間でコンテンツ作って全社、いきなり2000人に配信とか、やってたりするので、そこも、慣れるとすぐ使いこなせるかなというのもありますし。

 

―UMUの導入と全社への展開を進める上で、心かけているところ、工夫されているところは何ですか?

工藤:いかに問い合わせを減らすかということですかね。いかに使い慣れてもらうためにですね、やっぱりいままで苦労して研修とかやったりもしていたので、せっかくこういうツールが入ったので、やはりユーザーの人にはスムーズに使い慣れていただきたいですし、私たちも、問い合わせを減らして、こういったところに時間を割いて、コンテンツを充実させていった方が、やっぱり利用再生可能じゃないですか、何度でも、これから新入社員が100人入ってきてとか、中途採用も沢山入ってきてってなるので、本当に再利活用できるものはどんどんちゃんと残していきたいなという思いはありますね。ますださん、どうですか?

 

増田:やっぱりあと、問い合わせがあったらすぐ対応する、工藤さんがいつも徹底しているので、私も一生懸命がんばりました。

 

工藤:UMUでよかったのはやっぱり色々質問も沢山ありますし、使い勝手が悪いとか声ももちろんあったんですね。完璧じゃないので。ただ、そのたびに常に修正修正を繰り返しできるので、凄く早く、なのでそういう意味でいうと今までだったらワードできっちりつくってPDF化して、バージョン1とかなんかオープンしてましたけども、それがUMU化されたことで常に最新の情報をみなさんにブラッシュアップして提供できる、それが本当にお互いメリット高いんじゃないかなって思いますよね。

 

今後の展望や期待

―ご要望といいますか、今後こういうふうに新しくなってほしいとか。

工藤:細かいことが山ほどでてきちゃうんですけど。あの、日本語化がちょっとおかしいとか、ダウンロードしたらどうのこうのとか、いろいろあるんで、そこは順次修正してほしいなとか思うんですが、

一つ大きいのはCSV.

増田:あ、そうですね。社員情報とか組織情報とかマスタの情報のメンテナンスが、すごく苦労するものですから、そこらへんも充実していただけるとやりやすいですし、

でも出力結果ももうちょっと色々な形式で出てくるとやりやすいですし、いいなと。

 

工藤:あと、スマホでの利用がすごくしやすいのですが、我々の会社、そうはいってもまだまだパソコンで見てやっていることが多いので、画面の幅だったりとか、そこらへんもパソコンでしっかり見れるようになっていただきたいなとか、あとは、ロゴをいまだに馬だと思っている、そういう某役員もいらっしゃるようなので、それは冗談ですけど。河野さんはないですか。

 

河野:UMUの勉強すると貯まったりするポイントね、あのポイントを生かして、ポイント貯まると何かもらえたりだとかそういう競争意識というわけではないんだけど、やるといいことあるよとかね、そんなふうにしていけたら面白いのかなと思います。

ポイント貯まったら、なにか、惹かれますよね(笑)

 

導入企業インタビュー一覧に戻る