「UMU」の魅力:株式会社リログループ様 後編

―まずはじめに、簡単に会社と自己の紹介をお願いします。

水内:リロクラブの水内と申します。高田と一緒にリロクラブで今年初めて会社として作ってもらったパートナーサクセスユニットというユニットを担当しています。

最近、人の採用や定着というのはどこの企業でも大きく注目されている中で、社員のエンゲージメントを高めたい、愛着をもっと社員に持ってもらって長く楽しく勤めてもらいたいというトップの願いがあって、この部署が新設されて、今年が1期生みたいな感じなんですね。

そんな中、どうやって社員をもっとやる気にさせたりだとか、どうやって楽しく働きがいをもってやっていけるかというのをまず試行錯誤して色々やっている段階なんですが、その一つにUMUと出会えたことで、今までEラーニングのような「やりなさい!やりなさい!」と一方的だったのがインタラクティブになり、社員と我々企画側のコミュニケーションを計るツールにもなっています。私としても、部署を守る人間としてはUMUに出会えて、大変うれしく思っております。

 

髙田:私は主に実務担当として、もともと現場にいたので、現場のメンバーとしゃべったりして、現場だったらこういうツールの使い方があるんじゃないかそういった提案もしながら仕事をしています。

 

―UMUの導入に至った背景

 

水内:UMU導入以前は人材教育というほどあんまりやっていないですね。セキュリティ研修とかフォーマルなものは最低限行われていますが。

 

髙田:JISQ研修という中途入社の社員向けの研修はやっています。それも集合研修という形で、座学でやって最後テストして、あとメールでこういうふうにきちっとつかいなさいなどとか、そういったものをやっていました。

いつも、毎月一日に入社する人がいたらいいんですが、けっこうバラバラで、決まった研修日まで2週間待ってとか、なかなかタイムリーにできなかったですね。

あとは、やっぱり集合してもらうと、地域間格差があったり、というか、いちいち来てもらったりするのもあれなので入社したときはそこの上長に研修をお願いしてもらったりだとかありました。

 

水内:UMUがなにがいいかと言うと、通常こういう新しいものを入れる時は、まず操作そのものの説明をしなければいけない、それが一つのネックになっていることが多いですね。だから人事側がいろんなものを導入するのを躊躇したりするですが、UMUの場合は、新しい人が入ってきてまだ何にも知らなくても、高田が配信したUMUコースにアクセスし、後は順番通りやれば誰でもできるし、最近の若い人はモバイルに慣れてるので、製品の使い方説明を一生懸命やらずにできることがとてもありがたいよね。

 

―UMU利用開始後、すぐに色々な機能をご活用いただいていると伺っています。具体的にはどのような使い方をされているのでしょうか?

 

入社時教育

髙田:今UMUを使って、その月に中途入社したパート・アルバイトさんには、個人情報系の教育をやっています。正社員として入社した方には、社内ルールや稟議の上げ方、社内イベントの案内、持ち株の説明などもUMUでやってます。

入社した人たちはまずUMUにログインしてもらって、もれなくUMUに触れるわけです。なので、そのあとに研修をやりたかったら、もう全部UMUで、一番最初に馴染んでいるのでやりやすいですね。

実際UMUで作ったコース

パワポを3,4枚くらい。確認テストを挟んで、最後にわからないことがないかとか、アンケートをとってやっています。

 

社員向けアンケート調査、社長講話の動画配信、忘年会抽選など様々なシーンで活用

髙田:研修事後アンケートや、全社員に向けの働き方改革に関するアンケートなど。アンケート機能をスポットでよく使っていますね。

会社貸与品の棚卸もUMUアンケートを使って実施しました。すごい便利でした!

 

(グループさんも各社にリストをばらまいてやっとけというよりはもうみんなアカウント持ってるんだから、対象者に一気にUMUでね、自分の持っているSUICAの番号をいれろとか。)

 

ユニット単位でグループチャットを作っているので、UMUで作ったアンケートを、タスクに割り当てずに、直接グループチャットにアンケートのURLを飛ばして回答してもらっています。レスポンスがとても早くて、みんな外出先からもアクセスできるので、すごく便利です。

 

水内:入力したデータもすぐにダウンロードできますからね。誰が答えたとかすぐわかるので、すごいこれ、はやくてよかった。2、3日で回収できました。

 

髙田:アンケートの活用以外に、月一で社長がお話したもの、経営層のメッセージなど動画で撮ってエリアに配信したりしています。

 

―従業員の反応はどうですか?

髙田:やっぱりエリアの人たちは凄く喜んでますね。今までなかなかそういう話をリアルタイムで聞けることもなかったので、それはすごい喜んでいます。

 

水内:もうすっかり定着しているもんね(笑)

 

髙田:そうですね。社長もちょっと立つ位置とか気にしながらしゃべってくれます(笑

 

―すごいいいですね。学習だけでなく、現場でいろんなことに活用できるですね。

水内:私は社員を盛り上げるために社内報を作っています。UMUを入れたばかりの頃に、こんな感じで、会議に集まってきた数十人の営業マンに、いきなり「今からスマホを出してQRを呼んで、テストをやってみよう」と、その場で自社商品に関する知識テストを受けてもらっいました。

社内報で、UMUで実施したテストの様子や今後活用していきたいよという記事を書いて社員に通達し、UMUの認知度を一気に高められました。

あと、年末の忘年会でUMUの抽選機能を使って抽選を行いました。賞品にあたった人たちもこの感じで社内報で紹介しています。こういう副次的に会社や社員を盛り上げることに非常に役になっていますので、素晴らしいです。

 

―素晴らしいですね。

水内:あとこれもありますね、「MVPをとった人に質問をしよう」という質問の募集をUMUでやりました。

今まで、MVP賞を取った社員をピックアップして、私がインタビューして記事にして社内報に掲載することをやっていますが、単独で作っていて、だんだんマンネリ化してきたので、今回はみんなが聞きたいこと、UMUで質問箱を用意してみんなから質問を集めてみました。結構の数の質問が集まってきました。本人たちはまだ知らないので、インタビューの際に「UMUでこういう質問が出たので答えてください」って、記事にするんです。いいでしょ(笑)。

 

―今後の活用と期待について

髙田:知識の蓄積やノウハウ共有にもすごく使えると思います。自社に福利厚生クラブというメインの商材がありますが、それに関する質問箱をUMUで作りました。今まだこの一つしか作っていないですが、今後もっと増やしていく予定です。

メインの商材以外にもオプションの商材が結構あって、今までそれはバラバラにあったりして、今後はそれらもUMUに集約をして、常にアップデートしていくことをやろうと考えています。新しく入ってきた人に、まずここに入ってもらって、自主的に学んでもらうイメージです。

商材を企画している担当者も世に知らしめる機会がなかなかないので、困っていましたが、今回UMUの導入に当たっては絶対確保したいということで喜んでました。UMUで各商材ごとの質問箱を作って、ここに質問やコメントを入力すれば、企画担当も見えるし、現場の反応や意見もここで簡単に収集することができ、企画に役に立てると感じています。

((あとは、先ほど言ったチャットグループにアンケートのURLをシェアするやり方ですが、今は手動で貼り付けていますが、今後チャットツール(インサークル)と自動的に連携することができたらもっと便利だと思います。))

 

水内:最初UMUの紹介を受けた時に「今までのEラーニングに代わるもの」という切り口で見ていたですが、使っていくうちに、ほんとに色々できるということが分かってきました。年末の会社の忘年会で抽選をやったら面白かったし、すごく盛り上がりました(笑)

ちょっとアンケートで感想を聞くと5秒後には何名か返信してきて、社員の満足度調査なんかもUMUで取れたらというのを今案ベースで考えています。とにかく、教育という観点以外にいろいろ使い道があるなという期待をしています。

一方通行じゃなくて、インタラクティブに活性化していくようなバーチャルなコミュニケーションの場がUMU上でできて、リアルの職場でもまた活性化していく、というプラスのスパイラルが結構いいですよね。それが結果的にパフォーマンスにつながっていくと面白いなと思います。

 

 

 

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