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副社長への軌跡〜清家インタビュー前編〜「15年前、師匠に教わった大事なこと。」

■ 入社から1年で副社長になった清家。選ばれたのには理由があった!

コンクリートポンプ車台数都内No.1!
西東京日の出町から全国の生コンとコンクリートポンプ車の手配、
基礎屋さんの作業サポートまで手厚いコンクリート圧送工事、コンクリート打設工事を手掛けている小澤総業です。

本日は入社1年にして副社長に就任した、清家のインタビューをお送りします。

清家は前職で同職「コンクリートポンプ車オペレーター」のキャリアがあっての入社、業界では合計15年のベテランでした。しかしながら、会社を変え、入社後1年で副社長になるというのはこの業界問わず、そうそう実現できることではありません。事実、この突然の昇進には本人が1番驚いています。

なぜなら、この出来事は社長の小澤が独断で決めたことではありません。日々共に働く仲間の意見で、清家が抜擢されたのです。彼には、この仕事を始めて間もない頃、師匠から教わった「仕事のやり方」があるのだと言います。

今回のインタビューでは清家の視点で見る「働き方」を掘り下げ、仕事における大切な要素を少しでも皆さんにお伝えできれば嬉しいです。

■ 入社半年で現場のマネージメント

インタビュアー(以下、イ):清家さん、今回の昇進おめでとうございます。

清家:いや〜、未だに驚いています。

イ:どんなお気持ちですか?

清家:ありえないですよ(笑)本当にびっくりしましたね。自分では知らない土地に来たばかりで、目の前の仕事をがむしゃらにやっていたので。まさか副社長のポジションは意識していませんでした。
(九州から上京してきたときのストーリーはこちら)

イ:皆さんからの推薦があったと伺っています。

清家:それは正直に嬉しいですね。皆が副社長にするなら私だと言ってくれたみたいで、それで社長が「皆の信頼があるから、清家がやってくれたらまとまるだろう」って。
自分はそんなつもりでやってきたわけではなくて、ただ目の前のことをやってきただけなので。それを見て皆が信頼するようになったって言われるんですけど…。実感があるかと聞かれるとそれがあんまりわかっていません。(笑)

イ:でも仕事の経験年数はかなり長いですよね?

清家:まあそうですね。自分は15年やってきましたけど、でも私より現場経験の長い人もいます。

イ:では、どういったところで清家さんが選ばれたのでしょうか。

 

■ 副社長になるまでの役割

清家:入社して半年経った頃から、社内での配車手配の係を任されていました。
車と人をどう配置するか、毎日変わる現場に明日何を用意すればいいか、前回の作業の内容を確認しながら決めていくんです。実際に自分が現場を見ているわけではないので、注文のあった数量とこれまでの流れから「今こういう状況になってるんだな」というのを頭の中でイメージして、他の現場との調整を考えながら配置していきます。

イ:その役割は現場経験をしっかり持っている人でなければできませんよね。

清家:そうなんですが…、心掛けるべきはそれだけじゃなくて、1番大事なのはスタッフ一人一人をちゃんと考えること。ただ現場の状況だけを見ているのではダメで、従業員の誰が今日帰りが遅い、翌日の入り時間が早いなどを把握して1人の負担を少しでも軽くできるようにバランスをとって人員配置します。今日も遅い、明日も遅い、翌日の入り時間は早いというスケジュールが続いたらどうですか?キツい現場は自分だけ…と、不満になりません?そういう意味では現場のことを熟知していても、周りを見れていなければ務まらない。

世間にはそこまで考えるのが面倒、適当で良いという番頭さん(段取りの担当者)もいると思います。そういうのが辞める原因になるんですよ。自分は今まで下積みで見てきた、嫌だった職場環境、経験を反面教師に、絶対そうはなりたくないし、したくないと思ってやってます。

 

■ 師匠に教わった教訓

イ:そこにあったんですね。清家さんが副社長に推薦された理由が。

清家:一番最初にこの仕事を始めたころ、今でも尊敬する師匠に教わったんです。
右も左もわからないところで仕事を始めたら、まず目の前のことを一生懸命頑張れと。
そして目の前のことが見えだしたら、今度自分の仲間が何をしてるか見るようにしろ。それができるようになったら、現場全部を見て動け。次、それができるようになったら、会社全体を見て、そうやってステップアップしていったら良いと。

だから小澤総業に来たときは、知らない土地でまず目の前のことを一生懸命やりました。
それから周りを見れるようになって、配車の役割を任せてもらえるようになってという段階だった。会社全体を見る段階だと自分の意識の中では思っていなかったんです。この短期間で。
でも将来的には、それができる人間になりたいと、それは昔から想い続けてましたから。素晴らしいチャンスを与えてもらって本当に嬉しいです。

■ これから目指す自分

イ:これから、会社をどうしていきたいと、イメージはありますか?

清家:うん。そうですね。めんどくさいことから逃げない、という意識を定着させたい。
それってどんな職場でも同じですごく目立つんですよね。与えられたこと”だけ”をやって、片付けだとか人の手伝いだとか、そういうことを「誰かがやってくれるだろう」と思ってないがしろにしてしまう。それって皆が全員で率先してやれば良いだけの話で、それができたら会社は良くなると思うんですよ。だから自分が手本となって、そういう姿を見せていくつもりです。

イ:清家さん、清家さんのような方の下で働ける人は幸せですね!めちゃくちゃ感動しました。本当に良い師匠に巡り逢いましたね。そしてまた小澤総業という最高のステージに。

次回、後編はまだお伝えしきれていない副社長としての展望、そしてここまでの考えに至るモチベーションの保ち方などをお送りします!

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